行政書士の難易度を他資格と比較

行政書士の難易度を解説

ここでは、行政書士試験の難易度について、合格率や勉強時間の面から解説しています。

また、宅建や社労士、その他の国家資格と比較した難易度のランク付けや、行政書士試験の科目別難易度なども紹介しています。

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合格率から見る難易度

行政書士試験の合格率は毎年違います。
行政書士試験は300点満点中180点以上で合格と、合格点が決まっている試験です。
ですから、その年の試験問題が難しいと合格率は下がりますし、逆に簡単だと合格率は上がります。

まずは、行政書士試験の過去10年の合格率を見てみましょう。

【過去10年の合格率】

年度受験者数合格者数合格率
令和元年度39,821人4,571人11.5%
平成30年度39,105人4,968人12.7%
平成29年度40,449人6,360人15.7%
平成28年度41,053人4,084人9.95%
平成27年度44,366人5,820人13.12%
平成26年度48,869人4,043人8.27%
平成25年度55,436人5,597人10.10%
平成24年度59,948人5,508人9.19%
平成23年度66,297人5,337人8.05%
平成22年度70,586人4,662人6.6%

合格率が最も高い年は平成29年度の15.7%です。逆に最も低い年は平成22年度の6.6%です。
平均すると、行政書士試験の合格率は「10%前後」が1つの目安になっています。

次に、他の資格の合格率と行政書士の合格率を比較してみましょう。

(詳しくは「行政書士と宅建の難易度を比較」をご覧ください。)

(詳しくは「行政書士と社労士の難易度を比較」をご覧ください。)

【他資格との合格率の比較】

資格名合格率
行政書士10%前後
宅地建物取引士15%前後
社会保険労務士7%前後
司法書士3%前後
マンション管理士8%前後
管理業務主任者20%前後

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勉強時間から見る難易度

一般的に行政書士試験の合格に必要な勉強時間は、500時間~800時間と言われています。
※もちろん独学or資格の学校を利用や、法律の知識があるorない等で勉強時間は変わりますが、ここでは一般的な勉強時間として考えます。

では、他の資格の勉強時間と行政書士の勉強時間を比較してみましょう。

(詳しくは「行政書士と宅建の難易度を比較」をご覧ください。)

(詳しくは「行政書士と社労士の難易度を比較」をご覧ください。)

【資格別の勉強時間】

資格名勉強時間
行政書士500~800時間
宅地建物取引士300時間前後
社会保険労務士800~1000時間前後
司法書士3,000時間前後
マンション管理士400時間前後
管理業務主任者300時間前後
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資格取得難易度の順番とランク

私は上記の資格の内、①行政書士②宅地建物取引士③管理業務主任者の資格を取得しました。その経験や勉強時間などから取得難易度をランク付けします。
(※私の独断の部分はありますが、概ねこの順番で正しいと思います)

資格名難易度(10段階)
司法書士難易度8 法律知識が広く深く必要。超難関資格。
社会保険労務士難易度6 行政書士と知識内容は違うが、難易度は同程度
行政書士難易度5 司法書士程ではないが、ある程度の法律知識は必要。
マンション管理士難易度4 宅建と行政書士の中間ぐらいの難易度。
管理業務主任者難易度3 宅建と同程度。行政書士の方が難易度は高い。
宅地建物取引士難易度3 行政書士の方が難関。宅建は広く浅い法律知識が必要。

宅建と管理業務主任者は勉強時間などの面から見ても難易度は同じくらいです。

行政書士宅建は、行政書士の方が思っていたよりも難しかったです。(宅建は法律をサラッと勉強する感じでしたが、行政書士は法律をより深掘りして勉強するといった感じです。)

行政書士社会保険労務士は、ほとんど難易度は同程度と言われています。
ただし、行政書士の試験科目である憲法や民法は、大学で勉強したり宅建の勉強をした方などは馴染みがあると思います。
比べて社労士の試験科目は、労働基準法・健康保険法・国民年金保険法など、比較的馴染みがない法律を勉強する必要があります。
これらの点から、人によっては社労士の方が難易度が高く感じる可能性はあります。

行政書士と司法書士は比較にならない程、司法書士の方が難しいです。(行政書士を取得後に、司法書士の試験内容を調べたりテキストを見ましたが、残念ながら断念しました。)

マンション管理士は、宅建と管理業務主任者より少しだけ難しいといった程度です。(合格率は結構低いですが、難易度的には行政書士よりも簡単です。)

試験科目別の難易度

最後に、行政書士試験科目の中での難易度を見てみましょう。
(人によって得意・不得意はありますが、私の勉強経験からご参考までに)

まず、行政書士試験は①憲法②行政法③民法④商法・会社法⑤一般知識の5科目あります。

科目難易度(5段階)
憲法難易度3 判例と条文をバランスよく勉強する必要があります。初学者には少し難しいですが、法律の根幹にあるのが憲法ですから、勉強は必須です。
行政法難易度2 暗記で対応でき内容的には簡単です。しかも出題数が多いので、得点源になる科目です。
民法難易度4 条文を覚えるだけでなく、応用力が必要で正直難しいです。しかし、行政法の次に配点が多いので、行政法と同程度の勉強時間は確保する必要があります。
商法・会社法難易度5 難しいです。問題数が少ない為、確保する勉強時間が少ないというのも1つの要因です。商法・会社法は全く勉強しないという人もいるようです。
一般知識難易度4 他の科目と違い、試験問題が何からでるか分からない科目です。しかし、一般知識は足切りがある為、文章理解と個人情報保護法でしっかり得点する必要があります。

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行政書士の講座解説

行政書士試験の勉強を独学ではなく、資格スクールで検討中の方向けの当サイト解説記事です。よろしければご活用ください。

行政書士講座の料金比較

LECの行政書士講座の解説記事

クレアールの行政書士講座の解説記事

まとめ

いかがでしたでしょうか。行政書士試験の難易度がある程度お分かりいただけたと思います。

行政書士試験は、独学や会社勤めをしながらでも取得は可能ですが、それなりに本気で勉強する覚悟と時間は必要です。しかし、キッチリと勉強さえすれば、誰でも取得できる資格だと個人的には思っています。

行政書士の仕事は幅広く、今後は外国人のビザ関係の仕事を中心に需要が高まる資格ですから、ぜひチェレンジしてみて下さい!


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勉強前に知りたい情報
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下曽小川(しもそこがわ)

【外国人のビザ専門の行政書士】

2018年度の行政書士試験に
「248点」で一発合格。

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行政書士248点合格のコツ
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